路線価による土地の評価

相続などでの土地の資産評価では、路線価に基づく計算が基
礎的な評価額として使われることが多い。

路線価は、毎年7月1日に国税庁が発表するもの。道路ごと
にその道路に面する土地の評価額計算のための価格が定めら
れている。

例えば、200C と示された道路に面した土地の評価額は、

 200千円x土地の面積(㎡)x奥行価格補正率

で計算される。(Cは借地権割合を示す記号)

奥行価格補正率は、道路から直角方向の土地の奥行の長さに
より定められている。奥行が適度な長さであれば補正無し(
奥行補正率=1)だが、長すぎたり短すぎたりすると、0.8~
0.99程度の間で補正が行われる。

この補正率は、普通住宅地区とか中小工場地区などといった
土地区分と、奥行距離によって定められている。

土地が二方向で道路に接している場合は、それぞれの道路の
路線価から計算した値と、これも土地区分によって定められ
ている二方路線影響加算率や側方路線影響加算率で計算され
る。

側方路線影響加算率は、角地の場合に適用される数値で、十
字路の角地の場合と、L字路の角地の場合それぞれについて、
別の数値が設定されている。条件により、1%~10%程度の
幅がある。

正面の路線価に基づき計算された評価額を A。
裏または側面の路線価に基づき計算された評価額を B

とすると、評価額は

  A + Bx(二方向または側方路線影響加算率)

で計算されることになる。

ちなみに、A、Bのうち高いほうを正面とすることになっている。

  ※執筆時の例示であり、実際の評価にあたっては最新
   の規定等の確認や専門家への相談をお願いします。

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